明日からいよいよ夏の甲子園開幕ですね!!
「歴史ヒストリア」で戦前の高校野球が放送されていましたが、全国中学野球大会の前日
に野球部の生徒が校長室?に呼ばれて校長先生から明日の野球大会は中止という残酷な話
を聞かされて、しかも旧制中学校の野球部のエースの部員思いのキャプテンが戦争に行っ
て命を落とされて戦争の惨さを思い知らされました。
軍から、野球部の野球道具を処分するようにとの命令で処分したのかと思いきや、先程の
キャプテンが戦争に行く前に、先生に戦争に行ったら自分はどうなるのかわからないの
で、野球道具さえあれば後で皆で野球ができるので野球道具を隠して欲しいと頼んで、
理解ある先生は目立たない所に野球道具を隠して、戦後に野球道具が見つかったシーンは
キャプテンは亡くなられたけれども、隠しておいた野球道具が見つかったので、とても救
われる思いがしました。
野球部の生徒の母親が嫁入り道具の大事な琴を売って、売ったお金で息子にグローブを買
って渡したシーンも感動的だったし、鹿児島の野球部が全国中学野球大会に行く為に電車
に乗っていたら、乗客の人達が自分達も食べ物が少なくて困ってるというのに、野球部に
大勢の人達が食べ物をあげたりして、電車から野球部が降りると警察官に、闇市に売ると
勘違いされた位に乗客の差し入れが多かったシーンも感動的だし、そしてそして、元野球
部員の男性がビンに入った甲子園の土をレポーターに見せて、男性は、試合が終わって
甲子園の土をもらう事は負けを認める事ではなくて、次に挑戦して勝つ事だという意味だ
と話していたのが、衝撃的というのか甲子園の土の価値観が変わりました。
男性にとっては、ビンに入った甲子園の土は一生の宝物なのでしょうね。
甲子園に出場する高校球児の方達は、たっくさん甲子園の土をもらいましょう!!
次への挑戦です!!
甲子園が始まってからずっと試合が終わると甲子園の土を持ち帰る伝統があるそうです
ね。
そして、そして、そして(しっつこい)終戦で、全国野球大会で、鹿児島と、一関の学校
の試合で、負けたチームのピッチャーが、勝ったチームのピッチャーに、ありがとう、頑
張れよと笑顔で声かけたら、勝ったピッチャーは、おう!!と返事して、負けたチームの
ピッチャーによると、アウトセーフは関係ない、力いっぱい野球ができた事が嬉しいよう
なセリフが字幕に出てきたのが、またまた感動的で号泣しましたよ。
戦争で若くして命を落とした仲間や、6年間も戦争が原因で野球ができないくやしさ辛さ
を思い出せば、勝っても負けても力いっぱい野球ができた喜びに勝るものはないのです
ね。
息子が中学高校と野球部でしたが、roroは野球部ではあ
りませんが、県大会ではグランドの土はもらえませんでしたが、勝った時に両チームが向
かい合って挨拶して、野球部のチームが、笑顔で客席の親の所に全力で走って来て客席の
親達に一斉に帽子を脱いでおじぎをする姿はもう、言葉で表せないほどのドラマチックな
感動的な場面を味わう事ができました。
勝ち負け関係なく高校球児達を応援しましょう!!